皆さん、こんにちは。いそべゆうこでございます。

9月議会も中盤を迎えました。

一般質問に続き、私が副委員長を務める「総務生活常任委員会」をかわきりに、3つの常任委員会も終了しました。

9月議会の総務生活常任委員会に付託された議案については、改めてお伝えするとして、今日は初めての決算審査特別委員会についてお知らせいたします。

9月から10月にかけては、前年度の決算を審査・承認する委員会が開催されます。

ます始めに、昨日、公営企業会計の決算審査特別委員会が開催されました。

公営企業会計とは、上下水道事業と市民病院事業の会計のことです。

私は今回、一般会計の審査を担当する委員会のメンバーであり、公営企業会計の決算を審査する委員会のメンバーではありませんでしたが、傍聴が可能でしたので、終日、傍聴をしました。

上下水道とも人件費の削減など様々な経営努力の結果、黒字の決算ではありましたが、人口減少の影響は大きく、上下水道の主な収入源になる水の使用量が年々減少しており、経常利益は前年度を下回りました。

上下水道事業は、これから設備の維持や老朽化に伴う整備投資も必要になってきます。

人口減少はもとより、節水意識の向上や家電製品の進化、水は買うという近年の傾向などにより、水の使用量は減ってきています。

川西市の安全な水を使ってもらえるよう、また、使いやすくなるよう、まずは県から買っている水の料金が安くなるような努力をするとともに、川西市の水がさらに美味しく飲めるよう、また、川西市の水道水のあらたな活躍の場を模索できれば良いと思います。

市民の皆さんにもアイデアを聞ければ嬉しいです。

ところで、人件費削減による正社員の削減と委託化により、災害時の対応が気にかかるところですが、技術職の人員の削減はなされていません。

また、大規模災害発生時の復旧作業については、市内の業者の方々と連携協定をしているだけではなく、上下水道事業においては、昔から全国自治体の水道事業者との応援体制の連携がなされていますので安心です。

ライフラインである水の事業、将来も安定した事業になるよう、これからも見守りたいと思います。

長くなりましたので、市民病院の決算については、また、改めてお知らせいたします。