皆さん、こんにちは。いそべゆうこでございます。
令和元年11月9日(土)一般社団法人川西市医師会様が主催した市民医療フォーラムに参加しました。
テーマは「目指せ!健康長寿のまち ~住んでいるだけで、長生きできるまち~」でした。
川西市役所には健幸増進部という部があり、健幸(健やかに幸せに)に関する事業に力を入れています。
私も100年人生をいかに健やかに幸せに生きていくかを、多角的な視点から模索していきたいと思っています。
今回のフォーラムは、新たな気づきもあるとても勉強になるフォーラムでした。
運動や賢く食べることで健康を目指す「一次予防」は皆さんもご承知の通りですが、今回のポイントは「ゼロ次予防」。
「ゼロ次予防」というのは、原因となる社会経済的、環境的、行動的条件の発生を防ぐための対策を取ること。
つまり、特段、何かに取り組まなくても、自然と健康寿命が延び、長生きできるまちづくりをすることです。
例えば
・公園や歩道が整備されていたり、地域スポーツが盛んで、歩いたり運動したりする機会が多いまち
・地域活動が盛んで、仲間とつながれ”笑いながら”様々な取り組みに参加できる環境のあるまち
・読書ができる環境に恵まれているまち など
川西市では健幸マイレージで「歩く」や健康に関する学びや検診に参加する取り組みをしています。
また、各地域ごとで様々な活動がなされています。
しかしながら、旧村では公園がない地域もあります。公園整備が健康寿命を延ばすポイントであれば、このような地域では、子どもも大人も楽しめる健幸公園の設置を考えていかなければなりません。
さらには、各地域では様々な地域活動がなされていますが、参加したい人が参加しやすいような移動手段の確保や、多くの方に参加してつながりを持ってもらえるような働きかけなども必要であると思います。
川西市は男女とも兵庫県の中でも健康寿命が長いまちですが、さらなる取り組みをすすめ、100年人生を豊かに暮らせる川西市、幾つになっても健やかに幸せに過ごせる川西市を目指したいです。
今回のフォーラムでは、第2部としてパネルディスカッションもありました。
その情報は、改めてお知らせいたします。