皆さん、こんにちは。いそべゆうこでございます。

本日、アステホールで第14回川西市地域福祉市民フォーラムが開催されました。

今回のテーマは「やってみよう!」からつながる、自助・共助・公助の災害対応力でした。

昨今の異常気象、そして、災害時のみならず、普段の生活(福祉・介護など)においても、地域のつながりが取りざたされていることもあり、当初予定していた席数では足りなくなるほど、大勢の方が参加なさっていました。

冒頭の講演では、10年前に未曾有の災害(平成21年台風9号)を経験した佐用町役場の方が、経験談をもとに災害への備えや対応についてお話くださいました。

その中で印象に残った言葉がありました。

「大きな災害のときには、行政の対応力をはるかに超える、想定外のことが起きる。」

異常気象により、世界各地、そして、日本でも今だ経験したことのない自然災害が起こっています。

自分の命は自分が守るを基本に、隣近所が普段の生活の中でつながりを持ち、いざと言ったときに互いに助け合える環境をつくっておくことの大切さを改めて感じました。

共助の象徴でもある自治会組織は、安全・安心・快適な日常生活を支える原点であると思います。

近年、近所づきあいが希薄になりつつあると言われていますが、いわゆる”となり組”のつながりや絆を育むことが、自治会の大切な目的でもあり、そのことが、福祉(高齢者・障がい者・子どもなど)や介護問題を支えるだけでなく、災害時の大きな力になると思います。

共助の重要性を広めることができれば、自治会への加入率もあげられるのではないかと思います。

今回のフォーラムでは、川西小地区福祉委員会と清和台地区福祉委員会の方からの、取り組み事例の紹介がありました。

この事例紹介はとても勉強になりました。

それぞれの地域の特性はあるものの、今日の事例紹介は、参加された各地域の災害時要支援者支援の仕組みつくりや、地域の見守りネットワークの構築の一助になることは間違いないと思います。

私も地域の皆さんと共に、普段の生活、そして、災害時の安全・安心・快適な暮らしの仕組みづくりに、一歩踏み込んで関わっていきたいと思います。