皆さん、こんにちは。いそべゆうこでございます。
ご報告が少し遅くなりましたが、9月25日に30日間にわたる定例会が閉会しました。
報告案件3件、同意案件1件(教育委員会委員の選任は賛成、認定案件3件(水道事業・下水道事業・川西病院事業の決算認定など)は承認、議案9件は原案の通り可決しました。
私は今期、厚生文教常任委員会に所属しておりますので、福祉部、健康増進部及び教育委員会の所管に関する事項についての審査にかかわっております。また、今定例会での認定案件が審査される公営企業会計決算審査特別委員会にも出席いたしました。
それでは、可決された議案の一部を紹介します。
- (仮称)東谷多目的広場用地の買い入れ
- (仮称)川西市中学校給食センター整備・運営PFI事業に係る契約の締結
- 黒川地区における開発行為及び建築行為に関する条例の制定
- 令和2年度一般会計補正予算(第7回)※一部をご紹介します。
- 災害時避難施設用トレーラーハウスの試験運用
- 公園への手洗い場の設置
- 小中学校・市立保育所トイレの乾式化と様式化
- 電子プレミアム付商品券事業
- 保育所入所選考事務におけるAI導入
- (仮称)黒川里山センターの基本設計
- 加茂小・川西小・清和台中の大規模改修工事に伴う仮設校舎賃借についての政務負担行為の設定
などです。
今回議決された補正予算の中で電子プレミアム付き商品券事業がありますが、これは、コロナ対策として、LINEを活用して購入する一般市民向け、ならびに18歳までの子育て世帯向けのプレミアム付き商品券事業で、過去最高のプレミアム率です!
詳細は後日発表されますので、お待ちください。
また、清和台中学校の大規模改修については、仮設校舎の工事が令和3年夏前大規模改修工事が令和3年夏以降の予定です。改修箇所などの詳細は、改めて予算審査がされるときに確認いたします。
国の責任による「20人学級」を展望した少人数学級の前進を求める請願については、反対多数のため、国への意見書の提出については否決されました。
反対多数になった理由としては、少人数学級を進めることに反対した訳ではありません。
より良い教育環境を整備するためには、小人数学級を進めていくことは大切なことであり、川西市議会も総意として毎年、国に意見書を提出しています。さらに、今年度については、市長からも国に意見書を提出しています。
しかしながら、川西市議会も市長もつい先日、意見書を提出したところでもあり、また、少人数を「20人」に限定するのではなく、少子化が進む中、その時々の状況に合わせた少人数を検討する必要があることなどもあり、今回の請願は否決されました。
今回の請願は否決されましたが、これからも少人数学級を進めるために必要な手立て(教職員の数を増やすことや教室の確保など)を国に求めていくことは続けていきます。
以上、ご報告いたします。
審査された議案などの詳細は、次号の市議会だよりに掲載されます。また、次のURLからの確認いただけます。
さらに、今回の認定案件が審査された公営企業会計決算審査特別委員会での質疑の内容や議案が審査された各常任委員会での質疑の内容については、川西市議会ホームページ内の議事録検索で照会いただけます。※ 掲載されるまでしばらく時間がかかりますので、ご容赦ください。
https://ssp.kaigiroku.net/tenant/kawanishi/SpTop.html
尚、各常任委員会の審査結果の報告は次のURLから確認いただけます。
https://www.city.kawanishi.hyogo.jp/gikai/1004978.html
これからも、認定案件や議案などの審査については、市民の目線や声を大切に、より良い市政運営や市民生活の向上につながるよう、質疑や意見の発言に努めて参ります。