皆さん、こんにちは。いそべゆうこでございます。

昨日(8月2日)川西市新型コロナウイルス感染症ワクチン接種調査委員会が開催され、12歳以上の市民の方への接種の予定について、ワクチン接種対策事務局より議会(各会派の代表者)に対して説明があり、様々な質疑や議員からの意見も述べられました。

65歳以上の高齢者の皆さんへの接種が8月1日にほぼ終了しました。現時点では40代の皆さんへの予約&接種が始まっています。

各世代ごとに発表されてきた接種予定については、LINEの連絡先が分かる市民の皆さんには都度、情報発信をしてきましたが、今回は未成年の皆さんへの接種の予定や川西市の考え方も発表されており、ブログでご報告いたします。

委員会で配布された資料は、3点。1.川西市における未成年者への接種について 2.川西市の接種及び予約状況一覧(令和3年7月29日時点) 2.文科省と厚労省からの生徒に対する集団接種を実施することへの考え方及び留意点等について です。資料のPDFはこのブログの最後に添付していますのでご参照ください。

委員会では資料(資料2)に基づき川西市の予約&接種状況についての報告がありました。8月1日にほぼ終了した65歳以上の方々については、約85%の方が接種された(される)ことがわかります。

次に今回の報告で大事な点、未成年者に対する接種に関しての川西市の考えは次の通りです。

■12歳から19歳までの皆さんへの接種について

→ 書面でのご案内は8月11日に発送予定です。web 予約が8月14日、9時から始まります。ワクチンの種類はファイザー製です。

→ ご案内にファイザー社が出している「12~15歳のお子様の保護者の方へ」と題されたワクチン接種に際しての説明書が同封されます。

→ 16歳以上の方は、保護者の同意が不要です。

→ 16歳未満の方は、保護者の同意(署名)および保護者の同伴が必要です。ただし、中学生以上の被接種者について、やむを得ない理由で保護者の同伴が困難な場合は、ワクチン接種対策事務局に相談してください。

→児童・生徒のワクチン接種に伴う出欠は、出席停止とするなど、欠席としないよう柔軟に取り扱います。

未成年者に対する接種の考え方については、文科省や厚労省からの通達では、学校における集団接種については、各市町村の判断に委ねられることが謳われていますが、川西市においては、学校における集団接種は行わないと判断しました。この判断に対しては、私は適切であったと思います。

12歳から15歳までの対象者に関しては、保護者の同意が必要となっています。郵送される説明書に目を通し、ご本人も含めてご家族で話し合いをし、接種するかどうかをご検討いただきたいと思います。

年齢や基礎疾患がある・なしなどで、新型コロナウイルス感染症罹患時のリスクは違ってくると思います。若い世代の方でも後遺症に悩む方もいらっしゃいます。さらには、ワクチン接種によるメリットも個々によって違うと思います。このような中、それぞれが自分のため、家族のため、社会のためにワクチン接種をするかしないかは、慎重に判断なさっていることと思います。

接種する、接種しないは個人の意思に委ねられることは、2020年12月に改正された予防接種法の附帯決議に「接種するかしないかは国民自らの意思に委ねられるものであることを周知すること」と明記されています。

慎重に判断した上で、接種しないと決めた方々へは、差別的なことが起きないよう願っています。

川西市ではワクチン接種を令和4年2月末まで実施予定です。今、接種を見合わせている方も希望すれば、対象年齢の予約期間が過ぎても予約&接種可能です。

以上が川西市の現状ですが、川西市の65歳以上の方々の接種率は国の目標を上回る85%になっていますが、接種後2週間を経って免疫を獲得できたであろう後でも、感染している事例が世界各国で報告されています。2回の接種が完了した方も、コロナ収束まで、引き続き感染予防を大切にしていただきたいと思います。

<川西市新型コロナウイルス感染症ワクチン接種調査委員会で配布された資料>

川西市における未成年者への接種について

接種&予約状況一覧(令和3月7月29日現在)

文科省と厚労省からの生徒に対する集団接種を実施することへの考え方及び)留意点等について P1

文科省と厚労省からの生徒に対する集団接種を実施することへの考え方及び)留意点等について P2

文科省と厚労省からの生徒に対する集団接種を実施することへの考え方及び)留意点等について P3

文科省と厚労省からの生徒に対する集団接種を実施することへの考え方及び)留意点等について P4